韓国大統領の土地不正購入疑惑、長男を取り調べ
【ソウル=中川孝之】韓国の李明博(イミョンバク)大統領が私邸用地を公示地価より安く購入し、不正な利益を得たとされる疑惑で、この問題を捜査中の特別検察官は25日、購入名義人となった長男の会社員始炯(シヒョン)氏(34)を背任容疑などで取り調べた。
李大統領の関与の度合いなどを聴取した模様だ。
始炯氏は25日午前、大統領府の警護員に付き添われ、ソウルの特別検察官事務所に出頭。詰めかけた報道陣に「事実を誠実に説明する」と述べた。同氏はソウル中央地検による捜査で不起訴となったが、事情聴取は書面で1度行われただけで、「大統領側に配慮した捜査だ」と問題化していた。
特別検察官の捜査は今月16日に始まったが、その前日、始炯氏に購入費用を貸した李大統領の長兄の会社会長(79)が中国に出国した。特別検察官の督促で24日に帰国したが、国外逃亡を図った疑いもあり、大統領一家への世論の批判が強まっている。
(2012年10月25日22時34分 読売新聞)
李明博大統領の関与も?と報道されている。
いよいよ始まったか。
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韓国大統領長男 取り調べ
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