細野氏の政調会長に「被災地復興、本気か」と福島県の被災者
2012.9.24 22:20
細野豪志環境相兼原発事故担当相は、除染や中間貯蔵施設などの問題でたびたび福島に足を運び、自治体や住民の対応に当たってきた。県民からは「頑張ってくれた」と評価する一方、結局は党人事優先で去ることに「政府は被災地復興に本気なのか」との批判も上がった。
事故で一時全村避難し、今年1月に「帰村宣言」した川内村。商店を再開した自営業、箭内義之さん(63)は「政治家が福島に来てくれるだけでも違う。頑張ってくれていた」と細野氏のこれまでの姿勢を評価。一方で「ここまでやってきたことをきちんと受け継いでもらえるか」と不安な思いを漏らした。
細野氏は民主党代表選でも名前が挙がりながら、原発事故への対応を理由に出馬を見送ったばかり。いわき市にある富岡町の仮設住宅で自治会長を務める無職、藤井和彦さん(65)は「被災地のことを本当に考えてくれているのか。復興にマイナスにならないことを願うだけ」。
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