昨日は激励コメントやメール、、、事務所へのお電話等々ありがとうございました。
ツイッター等での反響も大きかったそうで、問題提議という意味ではよかったかなと思っています。
しかし、昨日の質問直前まではバタバタでした。
執行部から指名されたのが金曜日。
「税と社会保障一体改革の特別委員会」での質問でしたので、税金の無駄遣いと税金の徴収のあり方を国民の皆様にオープンにするべきと考えました。
そこで私が選んだのは「日本航空の再上場に伴う諸問題」だったのです。
ご批判を受けることは覚悟の上でした。
ですから質問作りも慎重に行いました。
日本航空の個人攻撃にならないように。
あくまでも、再建への政府判断の過ちを追及するためであります。
何度も書き換え、、、、。
パネルを使ったほうが視聴者の皆様には分かりやすいだろう、、、など。
なんとか準備も整い、、、そして、当日委員会室に向かいました。
しかし、そこでまた試練が!
直前の理事懇で与党側からいくつかのクレームがついたと言うのです。
特定の企業を攻撃するのはけしからんというような。
おいおい、ちょっと待ってよ
パネルから企業名を消さなければ使用を許可しないとか、企業名を一切言うなとか。
私は、、、プチ・パニック!
「それでは意味がないんだ!」と心で叫びながら悩みました。
そして、パネルを何としても使うべきと考え「JAL]という文字にテープを貼りました。
しかし、名前を言わないで質問するわけにはいかない。
、、、、、、、、、
時間は刻々と近づいてくる
じっと考えていたら、、、、
なんと自民党の先輩方が続々と、応援の為に委員会室に集まってきてくれた!!!
ありがたい!
これは期待にお応えしなければ、、、、
しかし、、、、どうしたらいいのか、、、、
すると、事情を聞いたのか世耕弘成先生がすっと側へ来てくれて「三原さん、国会での質問はね、憲法で、、、(質問権・日本では国会法で国会議員は内閣に質問することができるとする。質問は議題とはかかわりなく内閣に対して説明を求めたり所見を質したりするものである)」という趣旨の話をしてくださったのです。
石井準一理事も西田昌司先生も伊達忠一先生も脇国対委員長も、、、、、、。
「大丈夫!応援する」「みんなで守ってあげるぞ」
先輩方が背中を押してくださったのです。
感動
素敵な先輩方ばかりで、、、、
参議院自民党でホントに良かった!!
私は自然と心がスーッと落ち着き、何事もなかったかのように質問に入っていくことが出来ました。
与党側からは、当然かなり野次が飛んできました。
「ANAから頼まれたのか」などというクダラナイ野次も多くありました。
「予算委員会じゃないんだぞ」「自民党時代はどうだったんだ」等。
結構、ハッキリ聞こえるものなのです。
何度も言いますが、私は日本航空という特定の一企業を責めたいわけではありません。
国民の皆様に消費税増税を訴える今だからこそ、税金の使い道や税金の徴収のあり方を公表し、国民の皆様に納得して頂けるのか事実関係をお伝えしたかった。
日本航空再建のために政府のとった対策は過ちであると指摘したかった。
日本航空が経営破綻し、借金はチャラになり、国民の皆様の税金でピカピカに再建し、過去最高益を2年も連続で計上し、、、なのに9年間も税金を払わなくていいなんて、、、、、
こんなこと納得できますか?
真面目に頑張っている人が馬鹿を見るようなことがあってはならない。
元株主(株券は紙切れ)や、銀行(債権放棄)や、リストラされてしまった一部の社員のように地獄を見た方々に対し、、、、
第3者割り当て増資で関わった京セラ等関係会社8社(ここにも大きな問題点が)や、日本航空役員20名は未公開株を持ち、再上場した際には莫大な利益を得ることが出来るなんて、、、、。
これは「産業界の生活保護」である!!!
我が党は、この問題の追及の手を緩めない!
今後も皆様にしっかりと事実関係をお伝えしていこうと思っています。
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質問の裏側で
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