日時: 平成24年4月18日(水)
場所: 党本部7階 704号室
○開会・挨拶 吉野正芳 部会長
○議事~動物愛護について~
・経過説明(環境省)
・議連における論点整理等について
党どうぶつ愛護議員連盟 松浪健太 幹事長
○質疑応答・意見交換
○閉会
各先生方よりいい意見が数多く出されました。(以下一部抜粋)
・日本と欧米ではペットに対する考え方が全く違う。日本文化に沿った動物愛護の視点が必要ではないか。
・5頭以上の多頭飼育の場合は届出制にする。
・環境省が自治体に対してリーダーシップをとれるよう法に明記する。
・動物に対するモラルの向上。
・法律内容の啓発、啓蒙。現場ではほとんど認知されていない。
・動物管理、動物行動、動物保健などを専門的に学んだ学生などを各自治体が積極的に雇用する。
どうぶつ愛護に関する論点(自由民主党どうぶつ愛護議員連盟)
1. 犬猫の用例動物の取り扱い(8週齢問題)
①親兄弟から引き離す年齢
②犬猫を販売する年齢
③戸籍の問題
*狂犬病予防法との関係、猫については現状、登録制度がない
2. 実験動物の福祉
①3Rの推進
②届出、登録制度の検討
3. 自治体の引取義務の撤廃
法35条の改正
*引き取りの判断を自治体に移行することで、犬猫の遺棄数が減少され、殺処分が軽減される。
4. 罰則の強化
3年以下の懲役または300万円以下の罰金の検討
*【現在】1年以下の懲役又は100万円以下の罰金(動物の愛護および管理に関する法律)
3年以下の懲役又は30万円以下の罰金(器物損壊罪)
5. 将来的課題
マイクロチップの装着義務
犬猫の繁殖制限
6. その他
「動物愛護管理のあり方検討報告書」の主な論点
◎は法改正が必要と想定される事項
*は政省令改正で先行実施する事項
・深夜の生態展示規制*
・移動販売(移動時、移動場所(イベント会場等)での飼育基準の設定)
◎対面販売・対面説明・現物確認の義務化(ネット販売の可否を含む)
◎犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢
(数値規制導入の可否、具体的日齢(45日齢、7週齢、8週齢))
・犬猫の繁殖制限措置(繁殖回数・年齢規制の可否)
・飼養施設の適正化(ケージの大きさ等の具体的数値規制の可否)
・動物取扱業への追加(動物オークション市場、火葬埋葬業者、両生類・魚類販売業者、老犬・老猫ホーム、どうぶつ愛護団体等←一部要法改正)
◎関係法令(種の保存法等)違反時の登録拒否・取り消し
◎許可制の導入
◎虐待の防止(虐待の明確化、取り締まり強化(一時保護、司法警察権)、闘犬等の扱い等)
◎多頭飼育の適正化
・自治体の収容施設(収容施設の基準等)
◎引取り義務化の見直し
・特定動物(対象動物の見直し等)
◎実験動物の取扱い
(拳固王の自主管理を強化すべきか、動物実験施設の届出制等を導入すべきか)
◎産業動物の取扱い
◎マイクロチップの義務化
◎不妊去勢の義務化
◎罰則強化
◎災害対応 東日本大震災を受けて、基本的な事項を規定しておくべき。
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環境部会 動物愛護について
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