三原じゅん子が野田に喝!“弱腰”が日本をダメにする
2011.12.17 夕刊フジ ZAKZAK
韓国の李明博大統領が、野田佳彦首相と18日に行う日韓首脳会談で、日本統治時代の元慰安婦の賠償請求権をめぐる問題を持ち出す方針という。自民党の三原じゅん子参院議員が、この件への疑問や憤りを夕刊フジに語った。
ソウルの日本大使館前に14日、慰安婦の像が設置された。日本の公館の尊厳を著しく傷つけるもので、認められるものではない。
武藤正敏大使が撤去を求めたが、韓国政府は拒否した。慰安婦問題は1965年の日韓国交正常化に伴う請求権協定で解決済み。今さら持ち出す韓国も韓国だが、野田首相もふがいない。
野田首相は10月の訪韓時に、わが国固有の領土である竹島を、韓国が不法占拠している事実について抗議しなかった。今回の李大統領訪日でも「慰安婦の像については言及しない」との報道がある。こうした「弱腰」ともいえる姿勢が韓国に間違ったメッセージを送っているのではないか。
他国に言うべきことを言わず、筋を通さない民主党政権は、外交だけでなく、子供たちの教育にも悪い。捻じ曲げた歴史を子供たちに押しつけることになるからだ。これでは、亡国につながりかねないと心配している。(政治ジャーナリスト・安積明子)
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