20日は、皇后陛下のお誕生日でした。
昨晩、ようやくじっくりと皇后陛下のお言葉を拝読することができました。
心からお祝いを申し上げると同時に、改めて国民の母たる皇后陛下の優しい御心に触れることができ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
皇后陛下は、この1年も多くの自然災害があったことを振り返るとともに、 戦後70周年に際してのご自身のお気持ちを語られました。
なかでも、パラオ御訪問の際に、天皇陛下とご一緒に日米の戦死者の霊に祈りを捧げられたことが忘れられない思い出だと語っておられました。
「戦争で,災害で,志半ばで去られた人々を思い,残された多くの人々の深い悲しみに触れ,この世に悲しみを負って生きている人がどれ程多く,その人たちにとり,死者は別れた後も 長く共に生きる人々であることを, 改めて深く考えさせられた 1 年でした」 とお話しになりました。
さらに、皇后陛下は次世代の希望についてお話しになっています。
愛子様が夏休みの宿題で集めた新聞記事の中に、原爆の被害受けた広島で、女子学生たちが爆弾投下 4 日目にして、 自分たちの手で電車を動かしていたという記事があったそうです。
皇后陛下は 「私は愛子が,悲しみの現場に,小さくとも人々の心を希望に向ける何らかの動きがあったという記事に 心を留めたことを,嬉しく思いました。」とおっしゃっておられました。
長い間、天皇・皇后両陛下は人々の思いと悲しみに寄り添い続け、それは次世代の皇室と国民に確かに受け継がれています。
まさに「きこしめし みそなわし しろしめす」ご存在なのだと実感いたします。
両陛下のご健康と皇室の弥栄をお祈りせずにはいられません。
皇后陛下お誕生日に際し、宮内記者会の質問に対する文書ご回答
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/gokaito-h27sk.html
昨晩、ようやくじっくりと皇后陛下のお言葉を拝読することができました。
心からお祝いを申し上げると同時に、改めて国民の母たる皇后陛下の優しい御心に触れることができ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
皇后陛下は、この1年も多くの自然災害があったことを振り返るとともに、 戦後70周年に際してのご自身のお気持ちを語られました。
なかでも、パラオ御訪問の際に、天皇陛下とご一緒に日米の戦死者の霊に祈りを捧げられたことが忘れられない思い出だと語っておられました。
「戦争で,災害で,志半ばで去られた人々を思い,残された多くの人々の深い悲しみに触れ,この世に悲しみを負って生きている人がどれ程多く,その人たちにとり,死者は別れた後も 長く共に生きる人々であることを, 改めて深く考えさせられた 1 年でした」 とお話しになりました。
さらに、皇后陛下は次世代の希望についてお話しになっています。
愛子様が夏休みの宿題で集めた新聞記事の中に、原爆の被害受けた広島で、女子学生たちが爆弾投下 4 日目にして、 自分たちの手で電車を動かしていたという記事があったそうです。
皇后陛下は 「私は愛子が,悲しみの現場に,小さくとも人々の心を希望に向ける何らかの動きがあったという記事に 心を留めたことを,嬉しく思いました。」とおっしゃっておられました。
長い間、天皇・皇后両陛下は人々の思いと悲しみに寄り添い続け、それは次世代の皇室と国民に確かに受け継がれています。
まさに「きこしめし みそなわし しろしめす」ご存在なのだと実感いたします。
両陛下のご健康と皇室の弥栄をお祈りせずにはいられません。
皇后陛下お誕生日に際し、宮内記者会の質問に対する文書ご回答
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/gokaito-h27sk.html