米特別代表“北朝鮮まず行動を”
12月11日 15時32分 NHKニュース
アメリカ政府で、新たに北朝鮮問題を担当するデイビース特別代表が就任後初めて日本を訪れ、6か国協議を再開するには、北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動をとらなければならないと強調しました。
ことし10月に新たに北朝鮮問題を担当する特別代表に就任したデイビース氏は、現在、韓国、日本、中国の順に関係国を訪れていて、11日昼前、韓国から羽田空港に到着しました。
空港でデイビース特別代表は、NHKに対し「日本との緊密な連携を確認したい」と述べ、滞在中、外務省の杉山アジア大洋州局長をはじめとする日本政府の関係者や拉致被害者の家族と意見を交わす考えを示しました。
アメリカ政府は、ことし、7月と10月に核問題で北朝鮮との直接協議に応じましたが、6か国協議の再開に関してはウラン濃縮の停止などが前提だとしており、無条件の再開を主張する北朝鮮との溝は埋まっていません。
これについてデイビース特別代表は、北朝鮮がすべての核兵器や核開発計画を放棄するとした2005年の共同声明を実行しなければならないと指摘し、「北朝鮮にその用意があるかを見極めなければならない。実行さえすれば、さまざまなことが可能になる」と述べ、まず北朝鮮の行動が必要だと強調しました。
日本政府も、もっと積極的にスピーディに解決策を協議していかなければ、、、、時間は止まってはくれません。
大臣を擁護している場合じゃないでしょう。
兼務ではなく、専念して取り組むべき問題なのだ!
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北朝鮮問題を担当するデイビース特別代表初来日
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