全盲女子生徒負傷、同じ障害抱える人たちから憤りの声 社会の無理解が浸透
2014.9.10 19:22
埼玉県川越市のJR川越駅で、全盲の女子生徒が何者かに脚を蹴られてけがを負わされた。埼玉県内では8月末にも、全盲の男性が連れていた盲導犬が刺される事件が起きている。相次ぐ心ない行為に、視覚障害者からは「許せない」と憤りの声が上がる。通行人らから同様の行為を受けることも少なくないといい、障害への理解を訴えている。
全盲で日本盲人会連合副会長の鈴木孝幸さん(58)も、「持っていた白杖に人がぶつかってくるような場面には、何度か遭遇したことがある」と明かす。白杖への接触だけでなく、体当たりされて白杖を折られたこともあるという。
鈴木さんは「点字ブロックも白杖も、われわれが社会に出るために必要なもの。もし接触が原因で蹴ったのならば、障害者への理解がなさ過ぎる」と憤る。
同じ全盲で全日本視覚障害者協議会理事の藤野喜子さん(57)も、白杖への接触で相手が転倒し、罵声を浴びせられたことがあるという。暴力は加えられなかったが、「何をされるか分からないので、接触したら悪くなくても謝るくせがついている」と話す。
藤野さんは「1人で出掛けるには覚悟が必要になっている。少しでもよいので温かい目を向けてほしい」と訴えている。
世の中、どうかしてる。
一体どうしちゃったんだ??
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全盲女子生徒負傷を蹴る、、、、
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