集団的自衛権、行使容認71%…読売世論調査
2014年05月12日 08時55分
特集 世論調査
政府が目指す集団的自衛権の行使に関して、「必要最小限の範囲で使えるようにすべきだ」とした「限定容認論」を支持する人は63%に上ることが、読売新聞社の全国世論調査で分かった。
「全面的に使えるようにすべきだ」と答えた8%と合わせて計71%が行使を容認する考えを示した。
行使容認論の国民への広がりが鮮明となり、近く本格化する集団的自衛権を巡る与党協議にも影響を与えそうだ。
9~11日に実施した世論調査では、限定容認論を選んだ人が前回調査(4月11~13日)より4ポイント上昇した。一方、「使えるようにする必要はない」と答えた人は25%で、前回より2ポイント下がった。
支持政党別にみると、限定容認論への支持は、自民支持層で7割を超えた。公明党は集団的自衛権の行使容認に慎重だが、限定容認論を選んだ同党支持層は7割近くに上り、党と支持者の間で考え方に隔たりがあった。民主支持層と無党派層でも、限定容認論はいずれも6割近くに上った。
2014年05月12日 08時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
丁寧に議論をしていけば必ずやその必要性をご理解頂けると確信しました。
↧
集団的自衛権、行使容認71%…読売世論調査
↧