日経平均は大幅反発、東京五輪とGDP上方修正を好感
2013年 09月 9日 11:55 JST[東京 9日 ロイター] -
前場の東京株式市場で日経平均は大幅反発。上げ幅は一時300円を超え、取引時間中としては8月6日以来、約1カ月ぶりに1万4200円を回復した。
2020年夏季五輪の東京開催が決定しインフラ投資の増加や不動産価格上昇などへの期待が先行。建設、不動産株などが買われた。五輪開催はアベノミクスにとって新たな追い風となり、日本株再評価につながるとの見方もある。関連銘柄だけでなく幅広い銘柄に物色が波及した。
マクロ指標の改善も株価を支えた。寄り前発表の2013年4─6月期実質国内総生産(GDP)2次速報値は、年率換算でプラス3.8%(1次速報値プラス2.6%)と上方修正された。市場ではある程度織り込んでいたが、設備投資主導の上方修正を好感する買いも入ったとみられている。「経営者のマインドが好転していることを確認した。日経平均は三角もち合いを上放れる可能性が高まった」(みずほ証券投資情報部長の稲泉雄朗氏)との声が出ていた。
買い一巡後は為替が円高方向に振れ、先物売りや短期筋の利益確定売りを誘って伸び悩んだ。市場では「(五輪効果による)消費マインドの高揚感はいつまで続くか分からない」(国内証券エコノミスト)との指摘もあった。
東証1部の騰落数は、値上がり1546銘柄に対し、値下がりが149銘柄、変わらずが56銘柄だった。
(河口浩一)
予想通り。
しかし、今後の対応を間違えないように。
規制緩和・税制改革等しっかり行う。
まあ、ブラジルが今置かれている状況を見れば自ずと答えは出てくるはずですよね。
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東京五輪とGDP上方修正を好感
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