がん7000症例調査、22の特徴的変化を発見
世界7か国のがん約7000症例の遺伝子をしらみつぶしに調べ、がんでよく見られる22種類の遺伝子の変化を発見したと、国立がん研究センターなどの国際チームが15日、英科学誌ネイチャー電子版で発表する。
がんのビッグデータを世界で共有し、解析した新しいがん研究の成果として注目される。
解析したのは同センターの柴田龍弘・がんゲノミクス研究分野長ら、日欧米とオーストラリアの計7か国の研究チーム。
肺がんや胃がんなど代表的な30種類のがん7042症例の遺伝子を網羅的に調べ、見つかった約500万個の遺伝子の変化の中から、各部位のがんに特徴的な遺伝子の変化を特定した。
ほとんどのがんは、今回見つかった22種類中、いずれか2種類以上の遺伝子の変化が起きているという。肝臓がんと胃がん、子宮がんでは、主に6種類の変化が重なることがわかった。
(2013年8月15日16時22分 読売新聞)
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