日銀短観:景況感、1年9カ月ぶりにプラス
毎日新聞 2013年07月01日 09時58分(最終更新 07月01日 10時16分)
日銀が1日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI=景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた数値)が大企業・製造業でプラス4となり、前回3月調査(マイナス8)から12ポイント改善した。2期連続の改善で、2011年9月調査以来7期(1年9カ月)ぶりにプラス圏に浮上した。円安による収益環境の改善や米景気回復に伴う輸出持ち直しなどを背景に、企業心理が大きく好転した。
大企業・製造業は3カ月先の先行きもプラス10と改善を見込んでいる。一方、6月短観では大企業・非製造業も業況判断DIがプラス12と前回調査から6ポイント改善した。【工藤昭久】
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