今朝は午前8時より『医療産業懇話会』勉強会がありました。
省庁からの説明
1.予防接種法の概要
2.予防接種制度見直しのこれまでの概要
3.新型インフルエンザワクチン(細胞培養法)開発・生産体制整備
意見交換
という流れでした。
後藤田正純議員、福島伸享議員、松浪健太議員、柚木道義議員、大塚耕平議員、石関貴史議員(順不同)が出席され、積極的な意見交換がなされました。
子宮頸がんワクチンの予算延長措置について、インフルエンザなどの危機管理について、抜本的な制度の見直しについてなどなど。
そもそも予防接種法が制定された当初は疾病の蔓延防止を主な目的としていましたが、現在は予防医学という観点を重要視し、予防接種法を変えていく必要がありますが、来年の改正に向けて課題は山積しています。
平成25年度中を目標に構築中の細胞培養法の施設ではこれまで1年半~2年くらいかかっていた鶏卵培養法によるものを約半年で国民全員分のワクチンが用意できるそうですが、パンデミックが起きていない時に施設と人員を眠らせておくのではなく、たとえば国際貢献の一部として、世界のワクチン産業の中に国産のワクチンを組み込み普及させるということも視野に入れていくことが必要なのではないかという意見も出て、非常に内容の濃い有意義な勉強会でした。
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『医療産業懇話会』勉強会
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